新型コロナウイルスによる感染は、幸いなことにようやく全国的に収まってきました。しかし関東を中心に小規模な感染が持続しており、まだまだ油断はできません。
自粛解除になったとは言え、日常生活も大きく変わりました。当院におきましても、お待ちの患者さんの距離が近くならないような椅子の配置、職員の体温測定、マスク着用、滅菌スリッパラックの設置、患者さんごとの血圧計、ドアノブの清拭、手指消毒、換気の徹底などを行っています。
幸いなことに当院では3月から、当日の午前7時からの順番予約を開始しており、以前よりは混むことが少なくなっています。また気になる方は駐車場やお車でお待ちいただいても結構です。
コロナにかからないためにはマスクや消毒も大切ですが、仮に感染しても重症にならないようにふだんからの体調管理が重要です。 体調管理のポイントは、1. 睡眠、2. 栄養、3. 適度な運動 です。
新型コロナ感染症は発熱などの発症の2日前から、発症後4日間くらいまでが最も感染力が強いと言われています。従って軽度の発熱や風邪症状の場合は、まず学校や仕事を休んで在宅で様子を見ましょう。持病のある方や息切れやしんどさが強い方は、帰国者・接触者相談センターにご連絡ください。
発熱や風邪で当院を受診される時は、必ず前もってお電話ください。状況によっては他の方への感染を防ぐため、診察時間の最後に受診していただくこともありますので、ご了承ください。
〜 新型コロナウイルス感染症についての相談・受診の目安(厚生労働省より) 〜
※ 高齢者、糖尿病、心不全、呼吸器疾患(COPDなど)などの基礎疾患がある方や透析を受けている方、免疫抑制剤や抗がん剤等を用いている方
症状が4日以上続く場合は必ずご相談ください。症状には個人差がありますので、強い症状と思う場合にはすぐに相談してください。解熱剤などを飲み続けなければならない方も同様です。
※ なお、この目安は、国民のみなさまが、相談・受診する目安です。 これまで通り、検査については医師が個別に判断します。