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今月の健康アドバイス
院長ごあいさつ
Dr.前橋の「診療日記」
今月の健康アドバイス
ヘモグロビンA1c(HbA1c)はどれくらいがいいでしょう
最近では、多くの検診でHbA1cを測定しています。
HbA1cは、血液中の赤血球にどれくらい糖分が含まれているかを示し、最近の1〜2ヶ月の血糖の状態を示しています。
この値を調べることで、すでに糖尿病になっているか、今後なる恐れがあるかを知ることが出来ます。
ヘモグロビンA1c(HbA1c)の正常値は
では、HbA1cの正常値はどれくらいでしょうか。
特定検診では、HbA1cが5.2%を超えると要注意としています。
5.2%を超えると将来糖尿病になる恐れがあり、糖質(ご飯、パンなどの炭水化物やお菓子類)の摂りすぎや、運動不足に注意が必要です。
HbA1cが5.8%を超えると糖尿病予備軍となり、定期的な検査が必要になってきます。
さらにHbA1cが6.5%を超えると、糖尿病と診断されます。
5.8%を超えたら注意しましょう
糖尿病は、インスリンというホルモンの働きが弱って起こってきます。
インスリンはすい臓から分泌されますが、糖尿病の状態が長く続くと、すい臓が弱って全くインスリンが出なくなり、中にはインスリン注射が必要になることもあります。
ですから、HbA1cが5.8%を超えると、それ以上悪化しないように細心の注意が必要です。
また、食事療法や運動療法を行っても6.5%を超える場合は、薬物療法を行った方がすい臓の働きを助け、糖尿病の悪化を防ぐことができます。
一方、75歳以上で薬物療法を行っている場合、HbA1cの値はもちろん低いに越したことはありませんが、8%を超えなければそれほど心配ありません。
自分にとってHbA1cの値をどれくらいにすべきかは、かかりつけの先生とよく相談しましょう。
生活改善を図りながら、あきらめずに治療を
当院では、糖尿病またはその予備軍で来院されている方には糖尿病手帳を発行し、来院のたびにHbA1cを測定して手帳に記入しています。中にはHbA1cの値に一喜一憂されている方もおられるのではないでしょうか。
HbA1cの上昇は糖質を多く含む食品を食べ過ぎたり、運動不足でも起こりますが、風邪を引くなどの体調不良でも悪化します。
また、食事や運動をいくら気をつけていても徐々に糖尿病が進行し、悪化する場合もあります。
ただしHbA1cが悪化したといっても、それだけで直ちに大きな障害が起こるわけではありません。
いずれにしても、HbA1cの値が悪化したときはかかりつけの先生とよく相談しましょう。
最近では、すい臓のインスリンの分泌を助ける新しい薬も開発されてきました。
生活習慣の改善を図りながら、あきらめずに治療していくことが大切です。
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